昨年より、良からぬ行動を数多く報じられているカナダ人歌手ジャスティン・ビーバー(19)。だが彼は家族との絆がとても深く、大好きな実母パティ・マレットさんの瞳をタトゥーのデザインにして腕に彫り込んだほどである。そんなジャスティンが、膝の手術を受けることになった父に寄り添うため緊急帰国していたことが明らかになった。
ジャスティン・ビーバーが、シングルマザーの母パティ・マレットさんにより育てられたのは有名な話である。そのパティさんとかつては恋人同士であったジャスティンの父ジェレミーさんは、パティさんとは結婚していない。パティさんは貧しさと闘いながら必死にジャスティンを育てたが、ジェレミーさんも決して母子と断絶したワケではなく、ジャスティンの養育にも関わっていたと言われている。
その後ジェレミーさんは、ある女性と恋に落ちて結婚。現在は2人の子どもがおり、ジャスティンもその子たちを大変可愛がっている。またかつてジャスティンはジェレミーさんについてこのように語っていた。
「パパとの関係は良好だね。パパは僕が小さい頃にギターの弾き方なんかを教えてくれたんだ。」
今も時間があれば会っている父子なのだが、ここしばらくジェレミーさんの膝はかなり調子が悪かったらしい。このほど手術を受けることになったのだが、そんな父に寄り添うべくジャスティンはわざわざカナダに帰国したという。これをとても喜んだジェレミーさんは、以下のようにその思いをツイートしている。
「僕の息子ジャスティンが、手術時に一緒にいられるようにとわざわざ飛行機で帰国してくれたよ。」
「なんて素晴らしい息子なんだろう。#love」
数々のスキャンダルゆえに、「どうしようもないチンピラ」というイメージが濃くなりつつあるジャスティン。だが彼が家族を愛し、とても大事にしていることは紛れもない事実なのだ。穏やかな父子の時間によりスキャンダルで荒れたジャスティンの心が少しでも癒えること、またジェレミーさんの膝が一日も早く治るように願うばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)