御年76歳の名優ジャック・ニコルソンは、どこに行ってもファンに囲まれる人気者。最近では加齢により記憶力が衰え「引退か?」とも噂されたばかりだが、そんなジャックがこのほど「もう女性は口説けない」と弱気な発言をしていたことが明らかになった。
典型的なイケメンというワケではないが、モテ男であったジャック・ニコルソン。それを誰よりも知るジャックは多くの女性を口説き人生を謳歌してきたが、70代後半の今は「もう年だしそんなワケにはいかない」と感じているようだ。このほど英タブロイド紙『ザ・サン(The Sun)』の取材に応じたジャックは、このように胸中を明かしている。
「まだ俺のハートは熱いさ。」
「でも、もう堂々と女性を口説いたりはできないね。そう決めたわけでもないが、この年齢でそんなことをするのが正しいとは思えない。」
女好きなジャックだけに、俳優になった理由も「モテたかったから」というのが本心らしい。ジャックはこうも語っているのだ。
「正直に言うと、男ってものは何をするにしてもどこに行くにしても、それは女に出会うため。俺が役者になった大きな理由もそれだな。」
またジャックは“過去の素晴らしい栄光”を以下のように振り返り、今の状況がいかに変わってしまったかを嘆いている。
「不思議なことに、女にモテモテの時期もあった。でももう違う。それが俺には辛くてね…。」
だがエイジングによって役者として良い効果があったとも言うから、ジャックもなかなか立派。ちなみに最近浮上した“引退説”については誤報だったらしく、「引退どころか、今後出演する映画の脚本に目を通しているところ」と広報担当者が明かしたばかりだ。
老化どころか、ずいぶん前からちっとも変わっていないように見えるジャック。その深みのある素晴らしい演技をまだまだ見たいというファンは多い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)