オーストラリア南部の田舎町で生まれ育った俳優リアム・ヘムズワースが、アメリカに行ったら是非ともやってみたいと思っていたことの一つが、「映画で見たあるハンバーガーを貪り食う」こと。それが実現したのは意外にも遅く、あまりにも待たされた彼は…!?
先日、ABCの人気TVショー『Jimmy Kimmel Live!』にゲスト出演した俳優のリアム・ヘムズワース(23)。婚約者マイリー・サイラスとの関係もまた順調なものに戻っており、ジミー・キンメルとのトークも始終和やかなムードであった。
キンメルに「オーストラリアにいた頃にもアメリカの映画はよく見ていたの? たとえばどんな映画が印象に残っていたのかな?」と尋ねられ、「『Harold & Kumar Go to White Castle』だよ」と答えたリアム。
これはアメリカのハンバーガーチェーン“White Castle(ホワイト・キャッスル)”を舞台にした2004年のコメディ映画で、ハロルドとクマールが「スライダー」と呼ばれる四角いバンズが特徴の小ぶりなハンバーガーを貪り食うシーンが何度も出てくる。
「アメリカに行ったらいつか自分も」と思っていたが、リアムはなかなかその店を見つけられず、映画『ハンガー・ゲーム』の撮影でナッシュビルに滞在していた時、共演のジョシュ・ハッチャーソン(20)がわざわざ車を走らせ、ケンタッキー州にあるその店に連れて行ってくれたそうだ。
「ハンバーガーを90個くらい頼んでジョシュと分けたんだ。だから45個も食べたんだろうな。でもその後は…気持ち悪くなって全部吐いちゃったよ。」
人気俳優のリアムにそのようなことがあったと知ったWhite Castle。彼らはリアムに「チャリティ目的で使って下さい」と驚くことに2万ドルを進呈。そのハンバーガーをいつか食べてみたいと長く夢を見て、実際に来店すると45個も頬張ってくれたリアムにはひたすら感銘を受けてしまったそうだ。
彼らは今、芸能情報サイト『TMZ』を通じて「是非とも“White Castle Hall of Fame”への殿堂入りを」とリアムに申し出ている。しかし、リアムのために長距離ドライブで隣の州まで連れて行ってくれた、そして彼の夢の大食いに付き合ってくれたジョシュに対しては何もないのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)