ニューヨーク州のハンプトンズに別荘を所有しているジェニファー・ロペス。だがそのセキュリティ体制には大きな問題があった。不正に侵入した中年男が、なんと1週間もそこでのうのうと過ごしていたのだ。しかもその正体は…!?

毎年たくさんのセレブが避暑のためにやってくる、ニューヨーク州ロングアイランドの高級別荘地ハンプトンズ。ジェニファー・ロペスもサウスハンプトンのウォーターミルに広い敷地と豪邸を所有していたが、その敷地に不審者が潜んでいることを使用人が8日に気づいて通報した。逮捕されたのは49歳のジョン・デュビスというロードアイランド州出身の男で元は消防士。現在は精神鑑定を受けている。

デュビスには妄想癖があり、ジェニファーに対するストーカー行為があったことから「接近禁止命令」が下されている身だが、それにもかかわらずその敷地のパーキングエリアに車を堂々と停め、敷地内のプールハウスに1週間近く潜んでいた。庭の掃除もやってくれるため、使用人やセキュリティがデュビスを不審者だと気づくまでに時間がかかったもようだ。まずはジェニファーおよび家族が留守でよかったと言うしかない。

なおデュビスは警察に「自分はジェニロペの元夫で子供たちの父親だ」などと話しているが、庭で自慰行為をしていたことについては、「ジェニファーが俺の精子を世界中に撒き散らせと望んだ」などと説明したという。接近禁止命令を破ってのストーカー行為、住居侵入、窃盗ほか複数の罪により起訴され、デュビスは今月28日に裁判所への出廷を命じられた。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）