カントリーミュージック界のおしどり夫婦として知られる、フェイス・ヒルとティム・マッグロウが離婚の危機を迎えているという噂が浮上した。ここ数年の間、夫婦には確かに幾多のトラブルが発生していたが…。

2006年には、アラフォーにして“今年のカントリーミュージック界で最も美しい女性”に選ばれたほどの美人シンガーであるフェイス・ヒル（45）。“There You’ll Be”や“Breathe”の大ヒットで日本にもファンはたくさんいる。

一方のティム・マッグロウ（46）もカントリースターらしく、キャトルマンハットがそれは似合うイケメン。様々なジャンルの音楽に挑戦して、カントリー界に新しい息吹をもたらそうとする姿勢には高い評価が集まっている。

1996年10月に結婚したこの2人は、まさにカントリー界のおしどり夫婦。10代の3人の娘を育て、結婚生活はまもなく17年になろうとしているカップルだが、米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』は今、彼らが別居、離婚に向けて動き出しており、築いた資産が133億円近くに上ることから、財産分割の協議は難航しそうだと伝えている。

しかし芸能情報サイト『Gossip Cop』はこれを検証。“夫のティムがテイラー・スウィフトに夢中になっていることが不仲の原因”という説明には「あり得ない」とし、それぞれが離婚弁護士を雇ったという情報もないと切り捨てた。

もっとも2人の関係危機説は今回が初めてではない。今年3月には23歳の大学生タイラー・ザーボさんが「僕はティムの隠し子のような存在」と名乗りを上げ、フェイスや世間をびっくりさせた。

タイラーさんは、ティムのかつての婚約者クリスティン・ドナヒューさんが以前の関係でなした息子で、「タイラーのことは僕がずっと面倒を見る」とクリスティンさんに約束していたティムは、彼女と別れてフェイスと結婚してからもタイラーさんへの援助を続けてくれたというのだ。まさに善行だがティムはこれを完全否定。しかしフェイスの心に、夫に対する失望感や疑惑が生じなかったといえば嘘になるであろう。やはりこの2人の関係危機説については、限りなくグレーといった印象である。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）