イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】マイリーの新曲MVにドラッグ洗脳のサブリミナル効果? その噂に本人がやっと回答。

マイリー・サイラスの大ヒット中のニューシングル“We Can’t Stop”にサブリミナル効果があり、ずっと聴いていると潜在意識になんらかの変化が生じてくる…そんな噂がにわかに浮上していた中、マイリーがインタビューで答えた内容とは!?

音楽や映像の世界でいうサブリミナル効果とは、ヒトの視聴覚が感知できないほど小さく弱く、短い音や映像をそこに秘めることにより、その人の潜在意識を制作者側の意図するものに徐々に仕向けていくことを指す。ただし向学心や記憶力、やる気などをアップさせるサブリミナル効果を謳った受験生やビジネスマン向けのCDやDVDなどが販売されているが、その科学的な効果は立証されていない。

最近、ある種のサブリミナル効果を狙っているなどと騒がれるようになっていたのが、マイリー・サイラスの最新シングル“We Can’t Stop”。そのミュージック・ビデオの映像のところどころに、例えばマイリーの肌にドラッグ愛好家を思わせるちょっとした文字が書かれていたり、大麻樹脂の塊を切り分ける行為を想像させるシーンなど何点か疑わしい部分があるのだ。だが、このほど英BBCラジオの音楽番組『The Official Chart』に出演したマイリーは、その噂を一蹴した。

「サブリミナル効果なんて、一部の人たちがさも本当のことのように話しているだけなんじゃないの? “We Can’t Stop”のビデオのせいで私のことを秘密結社かなんかみたいに言う人もいるけれど、サブリミナル効果なんてぶっ飛んだ類のものは一切含まれていないから。」

もっとも先月下旬、マイリーは「この曲はドラッグについて歌ったの」と明言していた。またその一部分について、表向きは“Dancing with Miley”という歌詞になっているが、実際には“Dancing with molly(molly=合成麻薬MDMAエクスタシー)”と聴こえるという疑惑には、こんな風に釈明している。

私だってオトナになったの。10歳の子はMileyだと思って聴いてくれればいいし、ある程度の年齢になった子は私の言わんとしていることをきっと分かってくれるから、それなりに解釈してくれればいいのよ。」

そのビデオに悪巧みのようなものは感じられないが、マイリーがドラッグ愛好家であることを想像させる悪ふざけに満ちていることは確か。洗脳もサブリミナル効果も良い方向に導いてこそ「ありがたい」と言われるものだが、そんな難しい話を抜きにしても、マイリーの真似をしてみたいという少年少女が増えてしまうことにはやはり問題がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)