イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】レディー・ガガがロシア政府に憤怒。「逮捕したけりゃすればよかったのに」!

“LGBTの人々は苦しんでいるのよ。社会は彼らにもっと優しくしてあげて”。常にそう謳ってきたレディー・ガガが、このほどTwitterでロシア政府に向けて激しく噛みついた。

“LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の人々が偏見に苦しまず、婚姻や養子縁組においてもストレートな夫婦と同様の権利を認められる、そんな世の中に早く変えたい”と訴え続けてきたレディー・ガガ(27)。彼女は5日、最近再開させたTwitterを通じてロシア政府を激しく非難した。

「ロシア政府ってサイテーね。何かを抑圧し続けるなら革命が起きるまでよ。ロシアのLGBTの皆さん、独りぼっちだなんて悩まないで。私たちがあなた方の自由と権利のために闘うわ!」

「政府がこぶしを振り上げて人々の動きを鎮圧するなんて時代遅れ。ティーンが暴動を起こせば唐辛子スプレーを撒けばいい? それとも鞭叩き? 何が“母なる大地ロシア”よ。」

「ロシア政府の人たちって、かなりのへっぴり腰。私がこの前ロシアでコンサートを開催した時、そんなに問題があるなら逮捕すればいいのに結局は何もせずに引っ込んじゃったわけ。つまりは世の中を敵に回したくないってことよね。」

ガガは一体何をそんなに怒っているのか。実はガガ、マドンナと並んで今後ロシアに入国できない可能性を突き付けられているのだ。ガガは2012年12月に、マドンナは同8月に、収入を得る行為や営業活動は許されない「文化使節ビザ」で入国してロシア公演を開催。これが入国管理法違反だとしてロシア検察庁が事実関係の調査を始めたが、場合によっては2人の訴追もあるそうだ。

ロシア外務省も入国管理局もスルーしていたその件が今頃掘り起こされたのは、実は大都市サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)の市長の要請があったため。有名なエカテリーナ宮殿観光やエルミタージュ美術館を擁する同市は先に同性愛を禁じる法案を可決させ、これにマドンナやガガ、そしてLGBTのための人権擁護団体が激しく反発していた。そのため世論に強い影響力を持つ彼女たちをどうにか入国させまいと市長も必死になっているもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)