現在はキム・カーダシアンにその座をすっかり奪われてしまったが、もともとはリアリティ番組の女王であったパリス・ヒルトン。そんな彼女が10年前に出演していた番組の実情を、今になって暴露した。
“リアリティ”と謳いつつも、実はかなりの演出が入っていると言われるリアリティ番組。MTVの『The Hills』に出演していたハイディ・モンタグやクリスティン・カヴァラーリも、かつて「あれは演技だった」と告白したことを覚えている人も多いだろう。2003年に放映が開始されたリアリティ番組『シンプル・ライフ』に出演していたパリス・ヒルトン(32)も同様の意見があるようだ。英フリーペーパー『METRO』のインタビューにて、同番組の裏側を明かしている。
「私はリアリティ番組というものが初めてだったの。リアリティ番組を見たこともなかったわ。カメラにずっと撮影されるのも初めてだったし、何をしていいか分からなかった。」
「プロデューサーは私とニコール(・リッチー)に“ニコールはトラブルメーカー、そしてパリスは間抜けなブロンドのお嬢様を演じなさい”と言ったの。私は映画『クルーレス』の主人公のシェール、それにTVシリーズ『農園天国』でエヴァ・ガボールが演じた役をミックスさせた女性を演じるように心がけたわ。」
「結局、あの番組が5年間続くなんて思わなかったし、その間ずっと演じなきゃいけないなんて思いもしなかったわ。」
「『シンプル・ライフ』を見ていた人は、私について多くの誤解をしていると思う。」
「私が演技していたことやキャラクターを演じていたことを多くの人が理解していないから、私を完璧なオバカだと思っているのよね。それに“彼女はヒルトン家だから働く必要がない”とも思っているけど、それは間違いよ。」
現在はDJ活動にデザイナー業、歌手活動も再開し、超年下恋人のリヴァー・ヴィーペリ(22)ともラブラブと絶好調のパリス。そんな彼女ゆえ、いまさら“おバカ”イメージを払拭しなくとも良いような気がするが…。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)