今年6月、突然の自殺未遂で世間をおおいに騒がせてしまったパリス・ジャクソンちゃん(15)。そんな彼女は現在、病院を出て全寮制の学校で元気に過ごしていることが発覚したところだが、心の健康を取り戻しつつある今のパリスちゃんは「兄プリンス(16)との関係を修復したい」という思いでいっぱいの様子だ。
このほどジャクソン家の関係者が芸能情報サイト『TMZ』に寄せた証言によると、パリス・ジャクソンちゃんは自殺未遂を起こしたことをとても後悔しているそうだ。また当時のパリスちゃんは「兄プリンスを含む家族全員に見捨てられた」という思いに悩み、兄と不仲になりつつあったという。
父マイケル(享年50)が急逝するまで家族の絆は深く、パリスちゃんもそれを「揺るぎないもの」と確信していたらしい。しかしマイケルは突然この世を去り、パリスちゃんを含む遺児らの生活は一転。養育者となった祖母は年齢差もありパリスちゃんの“良き理解者”とはなれず、年の近い兄プリンス君だけが頼りだとパリスちゃんは考えていたようだ。
だがプリンス君もお年頃。次第に恋や武道に興味を持ち始め兄妹で過ごす時間も減ってしまい、それを許せぬパリスちゃんとは頻繁に口論するようになってしまったという。
そんな中、自分に関心を寄せてくれた実母デビー・ロウさんにパリスちゃんは急接近。デビーさんもパリスちゃんを心配し気遣ったというが、「みんなに捨てられた」といったパリスちゃんの心は癒してあげられなかったもようだ。しかし最近ではパリスちゃんも「兄と仲直りしたい」と意欲をみせているとのこと。一方この騒動で大変なトラウマを抱えることになったプリンス君も、幸いなことに恋人との関係は順調といい、仲良く寄り添う姿が頻繁にキャッチされている。
それぞれがとても複雑な思いに揺れる家族だが、パリスちゃんが戻ってきたあかつきにはどうか揃って明るい笑顔を見せてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)