2009年に、わずか50歳という年齢にして急逝した歌手マイケル・ジャクソン。その死を誰よりも嘆いたのは、間違いなく彼を産んだ母キャサリン・ジャクソンさんであろう。そのキャサリンさんがこのほど人気誌のインタビューに応じ、とても心の優しかったマイケルの思い出を話してくれた。
世界中の音楽ファンに愛されたマイケル・ジャクソンが、急性プロポフォール中毒のため急逝してから4年の歳月が経った。母キャサリンさんは今もマイケルを愛し、息子との温かい思い出に心を癒されることも多いようだ。そんなキャサリンさんがこのほど人気誌『HELLO!』のインタビューに応じ、優しかったマイケルを振り返っている。
「マイケルについて私が一番愛していたこと。それは彼がとても謙虚な子だったってことよ。」
「マイケルが息子だからって理由でこんな話をしているわけじゃないの。でもマイケルは最高だった。」
そんなマイケルは気持ちが優しく、困った様子の人を見かけると放ってはおけなかったようだ。
「誰かが通りの角で物乞いをしているのを見かけると、マイケルは車を停めてポケットに入っているお金を全部差し出していたわ。」
「300ドルや400ドル、時にはもっとあげていたこともあるの。」
キャサリンさんは、今もマイケルが遺児たちといられたら「どんなに素晴らしいか」と語る。
「マイケルの代わりなんていない。息子のことを考えない日なんて1日だってないの。涙を流さない日もね。息子はいきなり子供たちから奪われる形で死んでしまった。子供たちにはマイケルしかいなかったというのに…。マイケルは素晴らしい父親だったわ、ええ、最高のパパだった。それにマイケルはとても良い息子だったのよ。」
天国のマイケルを悲しませないようにとキャサリンさんは今、遺された子供たちを一生懸命に育てている。今年は遺児のひとりであるパリスちゃんの自殺未遂という悲しい出来事もあったが、キャサリンさんはパリスちゃんの心の回復を信じ、“母”として、そして祖母として見守り続けている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)