このところ、スキャンダル報道がやけに目立つジャスティン・ビーバー(19)。マネージャーをはじめとする関係者は大変悩み心配しているというが、ジャスティンをシングルマザーとして育てた実母パティ・マレットさんも心配でたまらないもよう。このたびパティさんは今の複雑な胸中を、米誌『People』に赤裸々に告白している。
貧しいながらも懸命に育てた息子ジャスティン・ビーバーが、今では世界のスーパースターに。当然誇らしい気持ちでいっぱいのパティ・マレットさんだが、昨年より続々と報じられている息子のスキャンダルにはやはりショックを受けているもようだ。だがジャスティンもすでに19歳。息子との接し方も変わりつつあるとパティさんは語っている。
「子供がある年齢に達すると、親としての接し方も変わってくるの。でも子離れというのは辛いものだわ。」
「ジャスティンの人生はまさに私の人生だったから。だけど、ほんの少し手放してやらなければならなかった。自立させてやらなくてはならなかったの。」
「大きくなった子供のすること全てをもうコントロールできない。これは辛いことよ。」
かつてはジャスティンの仕事にも同伴していたパティさんだが、それももう止めたそうだ。では今はどのように連絡を取っているのか?
「息子には毎日電話しているし、メールも送っているの。息子がしていることは全て把握しておきたい。ジャスティンが許してくれる限りたくさん話そうと頑張っているのよ。」
またジャスティンのスキャンダル報道について、パティさんはこう述べている。
「多くの人にはこう思われているでしょう。私が現実から目をそらしているってね。」
「でも私には自分の息子のことは分かっている。息子のすること全てを認めているわけじゃないけど、そんなことをいちいち全ての人に言う必要もないわ。」
自分の行動について親がアレコレ話してまわるのは「ジャスティンだってイヤでしょう」とも言うパティさん。最近ではずいぶんと距離ができたようにも見受けられるが、そこには年頃の息子の母パティさんならではの配慮もあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)