今年5月にマリファナ所持、危険行為、証拠隠滅の容疑で逮捕されたものの、あっさり釈放されて奇行をエスカレートさせたアマンダ・バインズ（27）。その後ついには私道で火を起こし「Hillmont Psychiatric Center」に強制入院させられたが、このほどアマンダは全米屈指の医療チームを誇るUCLAメディカルセンターにその身を移したところだ。

カリフォルニア州ベンチュラにある病院にて入院生活を続けていたアマンダ・バインズが15日、UCLAメディカルセンターに移った。この転院を強く希望したのは、先日一時的にアマンダの後見人になることを許可された実母だったとのこと。もっと早く転院させたかったようだが、病室に空きがなくしばし待たざるをえなかったらしい。

気になる今後の治療についてだが、医師団は引き続きアマンダの様子を観察し問題の原因を探るもようだ。強制入院直後は「かなり高い確率で統合失調症を患っている」と診断されていたが、最近のアマンダはずいぶん調子が良く時折涙を見せることもあるのだそう。この様子から「統合失調症ではないかもしれない」との見方が急浮上しているそうだ。

人に見られることを激しく恐れ、ついには「煙感知器にまで見られている！」と信じ込み、破壊行為に出ていたアマンダ。退院後は焦って業界復帰などを考えず、まずは静かな環境に身を置くのが一番かもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）