愛娘が誕生して以来、前にも増してパパラッチと衝突するようになってしまったカニエ・ウェスト。彼は家族のプライバシーを守りたくて必死なのだ。そこでトラブルを回避するためにも“影武者を”という案が浮上しているもようだ。
キム・カーダシアン(32)との間に6月15日、ノリちゃん(本名ノース・ウェスト)ちゃんという娘が誕生したカニエ・ウェスト(36)。彼も時間の限り育児に協力しているというから、やや睡眠不足なことも機嫌に影響しているのであろう。最近のカニエについては“パパラッチと衝突”というバイオレンスな話題ばかりになっていた。
動物の世界でもこれは同じ。赤ちゃんが生まれると親は周囲の動きに敏感になり、子や巣を守るために時にはかなり攻撃的にもなる。今のカニエ・ウェストはまさにそれを象徴しており、パパラッチをみるともうイライラ。つい手が出てしまい、かえって大きく報じられているのが現状だ。
今月中旬にはロサンゼルス国際空港でパパラッチのカメラにつかみかかり、その1週間後にもまた同じ場所でパパラッチと衝突。その際は特にしつこく迫ったパパラッチとこの通り揉み合いになったが、先に手を出し相手を負傷させたのは残念ながらカニエ。そのためこれは刑事事件として扱われる可能性が出ている。
ハリウッドの有名ゴシップブロガーであるペレス・ヒルトンが入手した情報によれば、カニエは「子供の顔が世間に知れたら誘拐を心配しなければならない」と度々口にし、反省どころかイライラの度は増すばかりだとのこと。カニエがパパラッチ相手の暴行事件を繰り返さないためにも、「いっそのこと“影武者”を」との案まで出ているという。カニエ、キムそれぞれのソックリさんを雇い、場合によっては幼い赤ちゃんも。またパパラッチを欺くためフェイクの車も用意するということらしい。
もっともリアリティ番組でお分かりのように、キム・カーダシアンをはじめとする彼女のファミリーはプライバシーを世間にさらすことには慣れており、パパラッチに追いかけ回されても涼しい顔で「ハ~イ!」と笑みを返している。“影武者”案については、彼女たちに「アリ得な~い!」と一蹴されるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)