イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ケイティ・ペリー、英ヘアケアブランドに対する2億円訴訟を取り下げ。

豊かで艶やかな黒髪はケイティ・ペリーの大きな魅力のひとつ。彼女は2011年からイギリスの有名ヘアケアブランドの顔となっていたが、今年4月、そのライセンス契約の延長をめぐってブランドとケイティが対立していることが発覚。ここに来てちょっとした動きがあったようだ。

ダークブロンドヘアの女の子たちの多くが、一度は試してみたいと思っていると言われるのが実は黒髪。ケイティ・ペリーはそんな女性たちの憧れの的である。彼女自身、15歳の時に髪色を変え始めたというが、今では黒髪が一番自分を美しく表現してくれる色だと感じている様子だ。

そんなケイティは2011年、イギリスのヘアケアブランド「ghd」を擁する「Jemella Group」社と2年間で450万ドル(約4億5500万円)というライセンス契約を交わしていた。昨年秋にはキャンペーンCMの撮影があったことをメディアも確認している。ところが今年4月、その契約の更新をめぐり、両社の間で“言った言わない”のトラブルが発生していた。最初にそれを裁判所に持ち込んだのは実はJ社で、主張はざっとこういうものであった。

“ケイティ側は、私たちが口頭で200万ドル(約2億円)で更新しないかと持ちかけたと思っているようですが、そんなことを言った覚えはありません。リサーチ会社からの報告では彼女の人気は今のヨーロッパでは今一つなんです。するとケイティ側はうちを契約反故だとして訴えると脅して来ましたので、こちらは裁判所に彼女からの訴えが仮にあっても棄却するよう先手を打った次第です。”

これに対し、ケイティの代理人は「J社の主張とケイティを傷つけるようなコメントには怒りを禁じ得ません。未払いになっている契約金についてはきちんと法廷で争い、そこで事実を明らかにします」と断固彼らを批判。その通りケイティ側は正式にJ社を訴えていた。

ところが芸能情報サイト『TMZ』は今、この一件は法廷で争われることなく、双方合意の上で取り下げとなったことを報じている。多忙な中での出廷は大変なストレスであること、証拠が存在しない口約束であったこと、「ケイティの人気がヨーロッパでは…」などと屈辱的なことを言われるのには耐えられないことなどがケイティ側の理由であろうが、イメージダウンによる不買運動などを恐れたJ社が水面下で何らかの条件を提示した可能性も十分にある。何しろシンガーソングライターを敵に回すと、いつ歌でディスられてしまうか分かったものではないのだから…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)