ビヨンセ・ノウルズの栄華を支えてきた敏腕マネージャーの父、マシュー・ノウルズさんに愛人が発覚したのは2009年のこと。その女性は赤ちゃんを出産し、ティナさんとの離婚が成立したマシューさんとこの6日に晴れて夫婦となったが、その挙式に娘たちはソッポを向いたようだ。

ビヨンセ＆ソランジュ姉妹の音楽活動をサポートし続けてきたマシューさん、ティナさんという熟年夫妻の仲は、2009年にマシューさんに妊娠中の若い愛人が発覚したことで結婚29年にして崩壊。激怒のティナさんは同年11月にテキサス州の家庭裁判所にて離婚の申し立てを行った。

両者ともに調停への欠席が続いたことから、裁判所はいったんこれを棄却。しかし2010年2月に愛人が男の子を出産し、DNA鑑定の結果もクロ。ティナさんは2010年8月に再び離婚を申請し、2011年12月にようやく成立した。また稼ぎ頭の娘ビヨンセもマシューさんを長年のマネージャー職から解雇している。

1年半も若い女性と極秘の関係を持っていた上に妊娠までさせ、しかもその女性には「お金だけは送るから私生児として暮らして欲しい」とし、離婚は避けたいと主張していたマシューさん。しかしティナさんとの離婚が決まるやいなやその女性とさっそく婚約するなど、なかなか身勝手な男である。

マシューさんの挙式が6日にテキサス州ヒューストンで行われたが、そこにビヨンセ、ソランジュの姉妹は欠席。どうしても抜けられない重要な先約があるというのがその理由らしいが、母ティナさんの味わった苦悩、悔しさ、かかされた恥に、同じ女性である娘たちが無関心でいられるわけがない。父のやらかしたことへの精一杯の抵抗ということではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）