マライア・キャリーの声を「年齢とともに低音になっている」と言う人は多い。アルコール依存症の時期があったことも災いしているのであろう。あの有名な甲高い声は、ある一定ラインより上はスタジオレコーディングの産物とも言われる中、ステージのマライアにまたしても口パク疑惑が浮上している。
最近では5月に口パク騒動が起きていたマライア・キャリー。『アメリカン・アイドル』シーズン12のフィナーレで審査員のプライドをかけたパフォーマンスを行ったマライアだが、歌が上手すぎる上に時々ビミョーに口元と音声がずれる。芸能情報サイト『Radar Online』がさっそく口パクを騒ぎ立て、代理人は必死の対応に追われていた。
あれからまだ2か月、このほどロサンゼルスでブラックミュージック界の最高峰と呼ばれる『BET(ブラック・エンターテインメント・テレビジョン)Awards』という授賞式が行われたが、そこでのマライアのパフォーマンスにはまたしても『Radar Online』が“ダウト!”。Twitterではそれに同調する声が次々とあがっている。
「マライアの全盛期は90年代。」
「ガッカリ。マライアって口パクだったんだ。」
「なんで口パクのマライアがBET授賞式でパフォーマンスするの? ここは実力の世界なのに。」
記者もその授賞式の映像を確認したが、イントロ部分でおなじみの甲高い「ハ~~!」が透明感もタップリにすーっと通ったことには、やはり「デキすぎだろう」との印象が。その後の歌も上手すぎた感が否めない。もっとも“口パクなら金返せ”で騒動が起きる今の時代、アーティストも簡単にはそれを認めるはずはなく、叩かれても沈静化を待つのみであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)