80年代に世界的に大ブレイク。各国で大ヒットした映画『ベスト・キッド』シリーズではその主人公“ダニエル”を好演した俳優ラルフ・マッチオも、今や51歳。2児のパパだという。
映画『ベスト・キッド』シリーズの“ダニエル”ことラルフ・マッチオも、すっかり白髪交じりのオジサマになった。そんなラルフは1987年に若くして結婚。子供も2人誕生したが、そのうちのひとりジュリアさん(21)はこのたびラルフと揃ってレッドカーペットに登場し、メディアを沸かせたばかりだ。
だが今回のジュリアさんの登場は、「有名人パパのお供として」というワケではなかった。なんとジュリアさんは間もなく全米公開となる映画『Girl Most Likely(原題)』にチョイ役で出演しており、しかもその役をパパの力添えなく実力でゲットしたのだという。ジュリアさんに付き添いレッドカーペットに登場したラルフは、米誌『People』にこのように自慢してみせた。
「娘がこの映画に小さな役で出ているんだ。自分でその役を手に入れたのさ。僕を通してではなくね!」
またジュリアさんも以下のように述べ、自立心と女優業への自信をにじませている。
「パパに助けてもらいたくなかったの。すごく楽しかったし素晴らしい経験になったわ。」
ちなみにパパの名作『ベスト・キッド』シリーズのような「空手映画はどう?」という質問には、ジュリアさんはキッパリこう答えている。
「ああ、イヤよ。他の映画なら出たいけど、空手は勘弁して…。」
それを聞くラルフの悲しげな目元は、『ベスト・キッド』時代からちっとも変わらない。今や「ベスト・ダッド」のラルフだが、今もショービズの世界でしっかりと頑張っていることを付け加えておきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)