映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公を演じ、日本でも大人気となった俳優マイケル・J・フォックス(52)。そんな彼は若くしてパーキンソン病にかかり、しばらくは第一線からは退いていた。だがマイケルが今年放映スタートになるNBCのTVシリーズ『The Michael J. Fox Show』で主人公を演じることに。ファンがそのプレミアを待ちわびる中、このたびマイケルはテレビ批評家協会(Television Critics Association)のサマー・プレス・ツアーにて、意気込みを語っている。その発言を一部お伝えしたい。
■自身と同じくパーキンソン病のキャラクターを演じることについて
「僕の人生観とパーキンソン病の現実…それは時にストレスが溜まることだけど、滑稽なことでもあるね。僕自身はそういう風に(今の状況を)とらえていく必要があるし、他の人だって同じだと思う。」
「みんなはこの番組を見て、“そうだ、自分も笑い飛ばさなきゃ”って言ってくれると思うよ。」
「視聴者には、僕が日頃どのようなことに取り組んでいるのか見てほしいな。」
■パーキンソン病について
「僕にとっては、別にこの病気は恐ろしいものではないよ。」
「手が震えているからって、一見して恐ろしい病気ってわけではないからね。」
この新番組で、マイケルはパーキンソン病を患うニュースアンカーを演じる。病気のため引退するも数年後に職場に復帰、家族と仕事の間で奮闘する姿を描くといい、マイケルならではのコメディセンスを生かした名演技が期待できそうだ。プレミア放映は今年の9月に予定されている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)