イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】『glee』関係者ら、生前のコリー・モンティスを「救いたい!」と必死だった。

今月13日、母国カナダのホテル客室で急逝した俳優コリー・モンティス(享年31)。その体内よりヘロインとアルコールが検出されファンは大変なショックを受けているが、人気TVドラマシリーズ『glee/グリー』でコリーと共演したキャストや関係者たちも、深い喪失感に打ちのめされている。

ドラマ『glee』のセットでは真面目に働くも、母国カナダに帰るとパーティ、酒、ドラッグに走っていたと言われる俳優コリー・モンティス。そんな彼の葛藤を、同ドラマのプロデューサーやキャストはいち早く察知していたようだ。

このたび情報筋が芸能情報サイト『TMZ』に語った内容によると、番組関係者たちはコリーのヘロイン依存に今年初めには気付いていたとのこと。そして彼らこそが「リハビリ施設に行って!」、「みんなが君を気にかけているんだ」とコリーに訴え、それに心を動かされたコリーが自ら施設入所を決めたというのだ。

その後リハビリ生活を終えたコリーは、「皆の変わらない励ましはこの世の中の何より大切なものに思えたよ。本当にありがとう。最高の愛をみなさんに!」とツイートし、ファンも再起を確信。そして誰よりもコリー本人が更生できると信じていたはずだというのに、突然この世を去ってしまった。

『glee』関係者はこの死に大打撃を受けているが、今後も番組は続行予定のもよう。『TMZ』によると、番組の脚本家たちはこのほど緊急会議を開き、今後どのように話を展開させコリーのキャラクターをストーリーから外していくかなどについて話し合ったという。

コリーを突然失ってしまった世界中のファンや家族、そして関係者たち。その喪失感はあまりにも大きく、余波は広がるばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)