7月13日に、母国カナダのホテル客室で亡くなってしまった俳優コリー・モンティス(享年31)。そんな彼がわずか7歳のときに母アンさんと離婚した父ジョーさんは、コリーの火葬の場にも立ち会えなかった。全てが事後報告であることに、悲しみと疎外感を禁じ得ずにいるという。
あまりにも突然、前途洋々だった息子コリー・モンティスに先立たれた実父ジョーさん。彼は米誌『In Touch』から「コリー追悼式」の予定を聞かれ、以下のように答えている。
「カナダで遺族のための追悼式があるかって? 良い質問だ。だってこの僕は最後まで何も知らされない立場だから!」
また今回のコリー急逝を受け遺族らに寄り添っていた恋人リア・ミシェル(26)も、ジョーさんとの接触を試みることはなかったそうだ。
「みんな、何が起こっているのか僕には一切教えてくれない。僕はリアとも話していないんだよ。」
そう語るジョーさんは、コリー急逝の報を電話で聞いたときの様子をこう振り返っている。
「彼ら(コリー遺族)が僕の妻に電話で伝えたんだ。そのとき彼女は倒れそうになってね。僕が慌てて支えなければならなかった。それで僕は、もう一度何を言ったのかを聞き返したんだ。(コリーの死が)理解できなかったよ。それは今も同じさ。」
コリーを見送った家族と、火葬前にその姿を見ることさえできなかったコリーの実父。その間には埋めることのできない深い溝があったようだ。天国のコリーがこの状況を嘆いていないことを祈るしかない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)