このところ、ショーでの様子が話題になることの多い米歌姫ビヨンセ(31)。そんなビヨンセが7月22日にモントリオールにて開催したショーで、とんでもないアクシデントが発生してしまった。
ファンとの交流なども積極的に行い、相変わらず大人気のビヨンセ。そんな彼女がショーで熱唱中、送風機内に髪がゴッソリと絡まり取れなくなるという、大変恐ろしい目にあってしまった。
だがこの時、ビヨンセはショーを中断することなく気丈に熱唱。関係者らが必死に絡みついた髪を送風機から抜き取ろうとする中、身動きのとれぬままビヨンセは歌い続けたのだ。だがこのとき、ビヨンセはどうして送風機の近くで歌っていたのだろうか。このたび『Us Weekly』誌は、情報筋の証言として以下の発言を紹介している。
「会場の前方座席に座っていた女の子が、“生きているうちにしたいこと”を書き記した紙を持っていたのです。」
その中に“ビヨンセと歌う!”という文章もあったといい、ビヨンセはとても心を打たれたもようだ。
「ビヨンセはこれに感動し、(ステージの)下に降りていったんです。その女の子の願いをかなえるためにね。」
「送風機がそこにあることなど、ビヨンセは考えてもいなかったんです。」
そのため髪が送風機に絡み込むハプニングが起こったわけだが、それでも歌うのを止めなかったのは、このファンのため、そして会場に応援に来てくれた大勢の観客のためであったはずだ。そんなビヨンセの心遣いと素晴らしい歌声に、声援を送り続けた会場のファンは大感動したのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)