5月にマリファナ所持、危険行為、証拠隠滅容疑で逮捕されるも、ほどなく釈放されていたアマンダ・バインズ(27)。その奇行が止まらない中、「注目を集めたいがための演技」という説もあったが、やはりその精神状態は不安定だったようだ。このたびアマンダはまたもや奇行で騒動を起こし、ついに精神科に強制入院させられてしまった。
21日、アマンダ・バインズはLAの老人ホームに接近。その中に入ろうとしたところ職員に発見され、「入っては駄目」と拒否されてしまった。この不法侵入行為の後、職員は泥酔している様子のアマンダのためにタクシーを呼んでいる。アマンダはタクシーに乗り込んだものの、「さっさとここから連れ出せ。お金は全然無いけどさ」と述べ、運転手に放り出されてしまったという。その後アマンダはフラフラと老人ホームの方向に戻って行ったというが、逮捕はされず野放しになっていた。
そして翌日、アマンダは何を血迷ったか他人の私道で火を起こしてしまった。この火に驚いた者が消防署に連絡。すぐに消防車が現場に急行したが、その火のすぐそばにアマンダがいたため警察を呼んだという。その後警察がアマンダを尋問するも様子がおかしく、アマンダはそのまま精神鑑定と経過観察のため強制的に入院させられてしまった。
不運にも私道で火をたかれてしまった家の住人は、警察が現場に来るまで何が起こっているのか気づきもしなかったとのこと。警察はその際家の住人に、以下のように訊ねている。
「アマンダ・バインズという人物を知っていますか? この人物がなぜこのような行為をしたのか、心当たりはありますか?」
住人もこの騒動に大変驚いたといい、今もその家の前には黒い火の跡がはっきりと残っている。
ついに強制入院となったアマンダだが、この際しっかりと検査を受け必要な治療を受けてもらいたい。この危険行為により、住人らに危害が及ばなかったことは不幸中の幸いであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)