歌姫デミ・ロヴァートの最愛の父親が他界していたことが分かった。両親は幼い時に離婚し、デミも近年はやや疎遠になっていたという実父パトリック・ロヴァートさん。デミの活躍する姿をTV越しにいつも見守っていたようだ。

『Xファクター・USA』の審査員を務める人気歌手デミ・ロヴァート（20）の実の父、パトリック・ロヴァートさんがこの世を去った。

「安らかに眠ってねダディ、愛してるわ。」

22日遅く、デミの姉ダラスさん（25）がTwitterでこう告白して発覚したのだが、死因など詳しいことは明らかにされていない。その後パトリックさんの元の妻でダラスさんやデミの母であるディアンナ・ハートさん（50）が、彼と子供たちが一緒に写っている写真をTwitterに投稿し、こんなメッセージを添えた。

「あふれんばかりの愛と祈りを本当にありがとう。あなたたちは本当に最高。心から感謝しています。」

パトリックさんとディアンナさんは2人の娘に恵まれるも1994年11月に離婚。しかも結婚期間は2か月半と超短期であり、ディアンナさんは翌年の8月にはエディー・デラガルザさんと再婚してデミの異父妹マディソンちゃん（10）が誕生した。デミの芸能生活を支えてきたのはこのディアンナさんで、広い人脈を持つ美しい彼女は元はNFL「ダラス・カウボーイズ」のチアリーダー。近年多忙を極めていたデミは、残念ながらパトリックさんとはすっかり疎遠になっていたそうだ。

一部ではパトリックさんががんと闘っていたという情報も出てきている。小学生にしてタレント活動を始め、摂食障害や双極性障害を告白し、リハビリ生活を送ることもあったデミのことをパトリックさんは病床でさぞかし心配していたことであろう。どうか安らかに眠って下さい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）