互いに子を連れたバツイチ同士の結婚ではあったが、両親は常にラブラブで5人のきょうだいは皆仲良し。まさに理想のステップファミリーといった感じであったマイリー・サイラスの家庭が壊れた。恐れていた「両親の離婚」という悲しい出来事が再び起きてしまったのだ。

2010年秋に初めて流れた、マイリー・サイラスの両親の関係が危機に瀕しているという情報。カントリー界の人気歌手である父ビリー・レイ・サイラスはそのすぐ後に妻レティシアさんに対する離婚を申請し、財産分与の協議などを行った。当時その理由については、“どんどんセクシー路線になるマイリーの芸能活動の在り方をめぐり激しく対立”などと報じられたものである。

だが半年後の2011年3月に夫婦は復縁を宣言。ビリー・レイはトーク番組『The View』で「我が家は今、すごくいい感じで結束している」と語り、レティシアさんは「皆さんのサポートに心から感謝しています。家族に吹き荒れた大きな嵐は、かつてない絆を私たちに与え去って行きました」とその心境をFacebookに綴った。

再び一緒に暮らすようになって2年以上、今年の12月で結婚20周年にもなる2人ではあったが、やはり結婚生活の続行は困難であったようだ。芸能情報サイト『TMZ』によれば、今回離婚を申請したのはレティシアさんで、提出された書類に記された理由は“和解しがたい不和”というもの。今後の生活費や弁護士費用、またマイリーの妹で13歳のノアちゃんについて親権と養育権を求めている様子だ。

気になるのはTwitterでのマイリーのつぶやきである。「パパ、メールじゃ全然解決にならないよ？　こんな風な言葉も、テキストではなくちゃんと会話にしてみない？」などと、彼女は実に大人のアドバイスをしているようだ。マイリー自身も婚約者リアム・ヘムズワースとの関係の立て直しに必死という今、両親の離婚が彼女の心理に与える何かしらの影響が心配される。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）