2009年6月に愛する父マイケル・ジャクソンが急逝し、悲しみにくれていたパリス・ジャクソンちゃん。いつも楽しい写真を多数SNSで公開してくれていたパリスちゃんが、なんと自殺未遂を起こしてしまった。15歳という微妙な年齢の少女にありがちな衝動かと報じるメディアもある中、パリスちゃんにかねてから自傷癖があったことを思わせる写真が確認された。
米国西海岸の5日午前2時ごろ、カラバサスの自宅にて大量の解熱鎮痛剤を摂取し、遺書を残して肉切り包丁で手首を切った故マイケル・ジャクソンの遺児パリス・ジャクソンちゃん。現在は、数キロ離れたウェスト・ヒルズにある「West Hills Medical Center」で治療を受けている。そのパリスちゃんに、かねてからリストカット行為があったのではないかという疑惑が浮上した。
こちらの写真をクリックで拡大してみて頂きたい。左側は昨年9月8日にロサンゼルスで撮影されたパリスちゃんだが、左手首の赤い傷がどうにも気になる。そして右側は4月28日、ロサンゼルス郊外パームデールのレストラン「Fire Island Grill」で実母デビー・ロウさんとランチを楽しんだパリスちゃんである。「ハ~イ!」とあげた左上腕部には、傷跡と思われる薄い横線が複数確認できる。
また5月19日、パリスちゃんは友人と一緒に撮ったと思われるビデオをTwitterで公開した。そこで彼女は「カート・コバーンってまるでイエス・キリストね」とつぶやいている。ご存じの通りコバーンは1994年、27歳の若さでショットガンにより自殺しており、彼の生きざまに憧れてしまうパリスちゃんの精神状態を軽視することはできない。
多感な15歳の少女にとっては、裕福な暮らし以前に自宅での生活が平和で学校生活が楽しく充実し、友人や理解者を持つことが何よりも大切になる。パリスちゃんはなぜ死の衝動にかられたのか、そしてリストカットは断続的に行われていたのか。家族はこの子に対して慎重な注目を続け、自殺未遂の理由を冷静に受け止める必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)