イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】TLCが安室奈美恵を加えて再収録に、故レフト・ アイの遺族「裏切られた思い…」。

米人気女性グループ「TLC」が、このたび日本人シンガー安室奈美恵(35)を加え大ヒット曲「Waterfalls」を再収録した。これを多くの日本人ファンが喜び各メディアも大きく取り上げたが、この動きについて「TLC」のメンバーであったレフト・アイ(享年30)の遺族は全く知らされていなかったとのことだ。このたびレフト・アイの妹はその複雑な胸中を、芸能情報サイト『TMZ』に明かしている。

日本でも絶大な人気を誇っていた90年代のスーパーグループ「TLC」。そのオリジナルメンバーはT-ボズ、レフト・アイ、そしてチリであったが、2002年にレフト・アイは中米ホンジュラスにて交通事故をおこし、そのまま帰らぬ人となってしまった。

その後残る2人で活動を続けていた「TLC」が、このたび安室奈美恵を加え過去の大ヒット曲「Waterfalls」を再収録。このニュースに日本の音楽ファンは大喜びしたが、ヒット曲から声が消えてしまったレフト・アイの遺族は複雑だ。裏切られた思いでいっぱいのレフト・アイの妹レインドロップ・ロペス(Reigndrop Lopes)さんは、芸能情報サイト『TMZ』の取材に応じて、以下のように胸中を明かしている。

「あるファンがネットに投稿するまで、この話は知りませんでした。(関係者の)誰かが私たちに早めに情報を教えてくれていたら良かったのに、こんな風に驚かされるなんて…。」

またこのニュースにショックを受けているというレインドロップさんの母親も、「あの歌にレフト・アイのボーカルを残してくれていれば、彼女の思い出に敬意を表することができただろうに…」と深く傷ついているそうだ。

不慮の事故でこの世を去ってしまったレフト・アイだが、彼女を愛し応援していたファンは今もその業績を忘れてはいない。そんな大勢のファンや天国のレフト・アイが悲しむことのないよう、「TLC」とレフト・アイを完全に切り離してはもらいたくないと遺族は願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)