6月5日深夜に自殺未遂を起こしてしまったパリス・ジャクソン（15）ちゃん。そのニュースに全米はもちろん世界中のメディアに激震が走っているが、誰よりもショックを受けたのはパリスちゃんに最も近い家族であろう。このたび兄プリンス君（16）は、海外で予定していたテレビ出演を急遽キャンセル。その理由は「家族と一緒にいるため」と報じられている。

このたび、ドイツで高視聴率を誇る人気テレビシリーズ『Wetten, dass…？』に出演を予定していたプリンス・ジャクソン君が、番組収録を急遽キャンセルしていたことが明らかになった。

理由は、妹パリスちゃんが自殺未遂を起こして入院してしまったからである。当初この番組に出演が決まっていたのはパリスちゃんだったそうだが、兄プリンス君が妹に代わって出演をする方向で話がまとまっていたとのこと。米誌『People』の取材を受けた制作局「ZDF」の代表者はプリンス君の出演辞退を肯定し、次のように述べている。

「このような状況ですから、プリンス君が家族に寄り添っていたいという気持ちは十分理解できます。パリスちゃんが早く回復できるよう、私たちも願っています。」

そんな心優しいプリンス君や他の家族らに見守られ、パリスちゃんは徐々に明るさを取り戻しているといった嬉しい報道もある。同誌は家族に親しい人物の発言として、以下のコメントを掲載しているのだ。

「パリスの調子は良いですよ。微笑むようになっているし、友達に会うのが待ちきれないと言っています。」

多感な年頃ということもあってか、パリスちゃんの心は揺れ動いている。だが兄を含む大勢の人たちに愛され、心配されていることに彼女もきっと気づいたはずだ。パリスちゃんの心と体の傷が癒える日が来ることを、心から願いたい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）