故マイケル・ジャクソン（享年50）の遺児のひとりであるパリス・ジャクソンちゃんが、わずか15歳にして自らの命を絶とうとしていたことが明らかになった。米時間5日の深夜に病院へ搬送されたパリスちゃんは、一体どのような状況にあったのか。

天国で眠るマイケル・ジャクソンが聞けば悲しむような、ショッキングなニュースが飛び込んできた。5日午前2時ごろ、自殺を図ったパリス・ジャクソンちゃんがカラバサスの自宅から病院に搬送されたというのだ。

このときの状況について、「手首を切った」、「薬の過剰摂取か」と情報が錯そうしたが、「手首を切り死のうとした」との説が有力である。また最新報道では「大量の解熱鎮痛剤を摂取、遺書まで書いたうえで肉切り包丁で手首を切った」とも伝えられている。

前日には「なぜ涙はしょっぱいの？」と泣いていることを示唆するようなツイートをしていたパリスちゃんは、さらには「ザ・ビートルズ」の名曲「Yesterday」より「yesterday, all my troubles seemed so far away now it looks as though they’re here to stay. （昨日は全てのトラブルが遠ざかったように思えたのに、今ではまたトラブルが戻ってきた）」という歌詞をツイート。その心は複雑に揺れ動いていたようだ。

祖母キャサリンさんの弁護士を務めるサンドラ・リベラ（Sandra Ribera）氏は、現在の状況について以下のような声明を発表したばかりだ。

「パリスは体の方は元気ですし、きちんと治療を受けています。」
「繊細な15歳であることは、誰にとっても大変なこと。特に最も近い存在だった人を亡くすという経験は辛いものです。」
「どうかパリスとその家族のプライバシーを尊重してください。」

今月25日はマイケルの命日ということもあり、父を亡くした心の痛みが再びパリスちゃんを苦しめていた可能性もありそうだ。人気ロック歌手のコンサートに行くことを禁じられて「かなり荒れていた」との報道もあるが、大きな苦悩と葛藤をその心に抱え込んでいたことは間違いない。

現在体調は安定しているというから、一安心だ。再びパリスちゃんの元気な姿が見られることを願ってやまない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）