5日、解熱鎮痛剤を大量に飲み手首を切ってしまったパリス・ジャクソンちゃん(15)。そんな彼女の産みの母親、デビー・ロウさんは、今後パリスちゃんの養育にどのように関わっていくつもりなのか。
現在、祖母キャサリンさん、そして年上のイトコによって養育されている、故マイケル・ジャクソンの3人の遺児たち。だがパリス・ジャクソンちゃんの起こした自殺未遂以降、今後の養育にデビー・ロウさんがどのように関っていくのか、大きな関心が寄せられている。
ちなみにデビーさんは、2001年にはパリスちゃん、そしてプリンス君(16)の親権を全てマイケルに譲った身。また末っ子のブランケット君(11)は代理母出産により誕生しており、ただひとりデビーさんの子供ではない。マイケルの死後に子供たちと会うことを許可されたデビーさんは、今年に入ってからはパリスちゃんと急接近。パリスちゃんはデビーさんと過ごす時間が日に日に増え母娘の絆は深まるばかりだが、今後パリスちゃんの養育者となるべく、デビーさんは動くのか?
この件につき、芸能サイト『TMZ』は「デビーさんはパリスちゃんを引き取ろうと積極的に動かないのではないか」と報じたばかりだ。というのも、デビーさんはパリスちゃんを家族から引き離したくはないと思っているとのこと。特に末っ子のブランケット君のことを案じているといい、マイケルの逝去以降すっかり傷つきやすくなっているその心の状態を、とても心配しているらしい。
だが、順調に回復しているという報道もあるパリスちゃんは、この夏はデビーさん宅でのんびりと過ごすのではないかとの最新情報もある。パリスちゃんはすでに15歳。「ママと一緒にいたい」という感情を押し殺してでも「兄と、そして幼い弟といたい」と主張する可能性もあるだろう。
裁判所は現在パリスちゃんの置かれている環境を見直し中。その過程で「パリスちゃんの意向を聞きながら養育者も見直すのでは?」と言われているが、今の段階では「アタシにパリスを任せなさい」とデビーさんがしゃしゃり出ることはなさそうだ。自殺を図るほど心の揺れていたパリスちゃんだけに「ワガママを言ってもいいんだよ」と言ってあげたいところだが、複雑な環境にあるだけに、周囲も慎重な対応に徹するべく努力を続けているようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)