テイラー・スウィフトの物真似で稼ぐようになり、地元では大変な人気者になってしまったある女の子。彼女がこのほど英紙『デイリー・メール』とのインタビューで、「大学のクラスメートからひどいイジメを受け、骨折した」と涙ながらに告白した。

欧米でもそっくりさんタレントは大人気。それで食べている人もたくさんいる。現在テイラー・スウィフトのそっくりさんとして、地元では大変な注目を浴びているという18歳のズィーナ・クリスチャン（Xenna Kristian）さん。素顔はあどけなさが残る美少女そのものだが、いったん真っ赤なルージュを引き、切れ長のアイメイクをすると見事にテイラー顔に変わってしまうところが素晴らしい。

そんなズィーナさんは、今やパーティやイベントの盛り上げ役としてひっぱりだこ。知名度も上がり、それなりに稼ぐようになっている。しかし彼女はこのほど大学のクラスメートから暴行を受けて仕事が出来なくなり、意を決して英紙『デイリー・メール』とのインタビューに応じ、被害を明らかにした。

母親のポーリンさんに伴われ、時に声をつまらせながら「大学でのイジメがひどすぎて、この傷と痛みが治るまでは仕事が出来ないから、3つのイベントをキャンセルせざるを得なかったわ」と語るズィーナさん。彼女の表情は硬く、右眉の上と右頬の下に大きな赤い傷跡が見て取れる。そのイジメの内容はあまりにも凄まじいものであった。

「後ろから私に近づいて髪の毛をぐいっと引っ張り、イスから落ちて後ろに倒れた私の顔を蹴りつけるの。立ち上がろうとするとまた蹴られてしまって…。先生も見て見ぬふりをして助けてくれなかった。」
「何か人を怒らせるようなことをしたわけではないの。私がテイラー・スウィフトの物真似で仕事をするようになったら、いきなりそうしたイジメが始まったわ。だからそれはきっと皆の私に対するジェラシーなんだと思う。」

そっくりさんタレントは人々を驚かせたり、笑わせたりする才能にあふれたエンターテイナーである。だがイイ気になるなよと睨み付けてくるクラスメートの存在に、ズィーナさんは「怖くて震え上がる」と語り、テンションはかなり下がっている様子だ。怪我の回復を祈ることはもちろんだが、彼女には類まれな運に恵まれた“選ばれし者”という誇りと、その仕事をする楽しさを見失って欲しくないものである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）