歌手のジャネット・ジャクソンが、なんと「ビリオネア」の仲間入りだそうだ。昨年の末にカタールの大富豪ウィサム・アル・マナ氏（Wissam Al Mana）と極秘のうちに結婚していたが、これはひょっとして彼のお陰？　それとも…。

米国のエンタメ業界専門誌『バラエティー（Variety）』が伝えているところによると、故マイケル・ジャクソンの妹で、10歳の時からエンタメの世界で活躍してきた歌手ジャネット・ジャクソン（47）の資産が大変な額になっているらしい。これまで彼女が稼いできた額（単位はドル）の情報について、同誌はこのように伝えている。

■コンサートツアーの収益　約458ミリオン
■アルバムセールス　約260ミリオン
■スポンサー収入　約81ミリオン
■TV・映画への出演料　約304ミリオン
『フォー・カラード・ガールズ』、『ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々』ほか

以上、合計すると約1100ミリオン・ドル、つまり1.1ビリオン・ドル（約1140億円）というおそるべき数字になる。さすがは37年の活動歴を誇るジャネット。彼女はサブプライム問題やリーマンショック以前にタップリと稼ぎ、その世界的金融危機を見事に乗り越えたひとりと言えそうだ。エンタメの世界で活動する人々に限って言えば、現在ほかにはオプラ・ウィンフリー、スティーヴン・スピルパーグ監督などが「ビリオネア」として挙げられるそうだ。

ところでジャネットは今、中東のビリオネア名鑑に載るカタールの大富豪で、超イケメンな実業家であるウィサム・アル・マナ氏の妻である。財テクは彼に任せておけばバッチリであろうから、彼女の資産はジワジワと膨れ上がるばかりであろう。もっともこの夫妻は慈善活動や寄付に熱心であるため、贅沢な暮らしをしながらも、貯まっては大盤振る舞いということを続けて行くのではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）