ここ数年さまざまな問題を抱え、しかしリハビリ治療やカウンセリングで自信を取り戻して、再びスポットライトを浴びるようになった人気歌姫のデミ・ロヴァート。彼女の話題のニューシングルは、あの元彼のこと…!?
16日、ABCのニュース番組『Nightline』に出演した歌姫デミ・ロヴァート(20)。仕事もすこぶる順調な彼女は、インタビュアーに「私はあの頃、間違いなくトラブルを抱えていたわ。ここ数年の間に人生の大切なことを学んだ気がする。問題を抱えて苦しんでいるすべての女の子たちの味方。力になりたい」などと力強く語った。
ご存じの通り、デミは自傷癖、双極性障害、摂食障害など内面的な問題を抱えて2010年後半にいくつかのトラブルを起こし、一旦芸能活動を休止。約2か月間のリハビリ生活を経験した。その後もカウンセリングを続けており、「完治するというものではないの。だから一生自分の問題と向き合い、それと闘う覚悟よ」と語るなど、常に前向きな姿勢が高い支持を得ている。
ところで今回のインタビューでは、大ヒット中のニューシングル『ハート・アタック』について、デミの元彼であるジョー・ジョナスが「いい曲だね。僕もすごく嬉しいよ」とツイートしたため、彼との破局を歌ったものではないかと巷で話題になっている。
“私はブリッ子を続けなければならなかったわ。可愛いネイルや香水を忘れなかったし。でもドキドキするばかりで、あなたの手すら握ることができなかった”などと歌われるその曲。大変なモテ男と交際すると、彼に気に入られたいと必死になるあまりデートは緊張するばかり…とは、やはりジョーとの交際を歌ったものであろうか。
この件について尋ねられると、デミは「そうね、ジョーと私は確かにそういう関係にあったし、そして別れてしまった。ある時はジョーに対してかなりの怒りを感じていたのも事実よ。でも今はとても仲の良い友達」と答えており、肯定も否定もしていない。デミは少し前に「破局ソングで話題を集めようとするのはどうかと思う」と批判を口にしていただけに、このあたりは慎重だ。
デミ・ロヴァートがテイラー・スウィフト化している? いや、デミのファンはティーンの女の子が圧倒的に多い。彼女たちにとっては、大好きなアーティストのハートブレイキングな曲に涙することも青春の大切な1ページであろう。ジョーも喜んでいることだし、このようにたまに一曲だけ書くのであれば、実話に基づいた破局ソングというのも罪にはなるまい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)