プロから指導を受け、実は大変な凄腕ポーカープレイヤーとしても知られる俳優ベン・アフレック。各種イベントに顔を出しては大変な賞金を稼いできたというベンは、今ではセレブを集めてのチャリティポーカー大会の顔でもある。しかしそんな彼にも、過去にはかなりイタい経験があったことが分かった。
俳優として、また映画監督、プロデューサーとして活躍しているベン・アフレック(40)には、凄腕ポーカープレイヤーというもうひとつの顔がある。2004年にカリフォルニア州の大会に出て約35万ドルを獲得し、ワールドポーカー大会へとコマを進めた話は有名。その後は、寄付目的にセレブが集まるチャリティポーカー大会の「顔」としても活躍している。
ところがそんなベンについて、オンラインポーカーにたんまりお金をつぎ込んでいたという、家族が知ったらショックを受けるようなイタい事実が発覚した。ポーカーファンのためのアメリカのWEBサイト『Legal Poker Sites』が今、2005年から2008年までの間に数百人が被害にあったオンラインカジノサイト『Ultimate Bet』によるポーカー詐欺事件を紹介し、そこでベンの名を「もっとも多くの額をだまし取られた被害者」と説明したのだ。
この詐欺は、あるフォーラムに「特定のプレイヤーが独り勝ちしているのではないか」と怪しむ声が寄せられ、別の人物が複数のユーザーの履歴から勝敗を徹底分析。そこである人物が大勝している事実を突き止め、事件として扱われることになった。そこでサイトの元オーナーが提出したデータには、被害者としてトップにベンの名があり、金額はなんと50万ドル(約5000万円)に上っていたという。
芸能情報サイト『TMZ』は関係者に取材を進めているが、「そういう話は把握していない」、「2003年に大損を経験した」、「詐欺行為があった場合は払い戻しを受けたはず」といった答えであり、ベンと事件の関係について明言できる者はいない様子だ。オンラインポーカーは非常にプライベートな楽しみごとであり、勝敗や掛け金など、他人はもちろん家族も把握していない場合がほとんどであろう。現在のイメージがすこぶるクリーンであるだけに、彼の口から今更その件について語られることは一生ないのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)