有名音楽プロデューサーのジャーメイン・デュプリが、このほど半旗ならぬ“半着”スタイルで若手ヒップホップミュージシャンの葬儀に訪れ、ちょっとした話題になっている。
ヒップホップレーベル「So So Def」の代表として知られ、何事にも派手さを追求するイケイケな音楽プロデューサーのジャーメイン・デュプリ(40)。このほど驚くような、しかしファンにはたまらなく懐かしいスタイルで、ある若者ミュージシャンの葬儀に現れた。
今月1日、たった34歳の若さで死亡したのはクリス・ケリーというラッパー。彼は1992年にアルバム『Totally Krossed Out』とシングル“Jump”を大ヒットさせた「クリス・クロス」という若手ラップデュオの片方である。2人のデビューは12、13歳と初々しく、大人サイズのダボダボの服を前後逆に着るスタイルが話題となり、その人気に注目したマイケル・ジャクソンが彼らをツアーに同行させたこともある。
そんな彼らを商業的な意味で育て、成功させたのがこのジャーメイン。デュオは1996年をもって活動を終了していたが、レーベルの20周年記念にあたる今年に再結成を誓い合っている。それだけにケリーの突然の死は大変ショックなもので、「So So Def」からはジャーメインとダ・ブラットの2人が9日に行われたケリーの葬儀に、哀悼の意を込めジーンズを前後逆に穿いて参列した。
ちなみに、ジャーメインといえば歌手ジャネット・ジャクソンとの長すぎる春を連想する方も多いと思うが、2人は7年も交際して2009年に破局。ジャネットは昨年カタール人の超リッチ&イケメンな実業家、ウィサム・アル・マナさんと結婚して幸せにやっている様子だ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)