このほどロックミュージシャンのジェイムス・ライトンと結婚した、イギリスの女優キーラ・ナイトレイ。「Tシャツとジーンズの式だってOKよ」などと宣言していたキーラは、あくまでも質素にチープに挙式したかった様子。ドレスについてリサイクル疑惑が浮上している。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで人気を博した、華奢なボディも魅力の美人女優キーラ・ナイトレイ（28）。イギリスのロックバンド「クラクソンズ」でボーカル＆キーボードを担当するジェイムス・ライトン（29）と、交際2年、婚約1年という今月4日に南フランスのマザンで挙式した。

先に米版『marie claire』誌とのインタビューで「地味婚にする」と宣言していた通り、招待客は11名でセレモニーは約10分という、極めて質素な式を挙げたキーラ。シャネルの香水「ココ・マドモアゼル」のミューズである彼女は、大変親しいという同ブランドのデザイナー、カール・ラガーフェルド氏がデザインしたドレスで式を挙げると言われていた。

しかし今、イギリスの有名ファッション誌『LOOK』の副編集長が面白いことに気づいたと報じている。今回キーラが式で身にまとったチュールレースの美しい膝丈の純白ドレスは、2008年に英国映画テレビ芸術アカデミー（BAFTA）主催のあるパーティに着用した、「ロダルテ（Rodarte）」ブランドのものを再利用した可能性があるというのだ。

これには芸能情報サイト『E！Online』も賛同。彼らはキーラがそのドレスを着ている2枚の写真を紹介しており、2008年のパーティでは黒のタイツに黒のヒールを履いていたが、今回の挙式では素足に白のバレエパンプスを履き、シャネルの白のジャケットを羽織っている。ドレスのチューブトップやスカートのつくりは、残念ながら酷似していると言わざるを得ないようだ。

ジャケットだけがラガーフェルド氏のデザインで、ドレスはやはり2008年に着用したものの再利用なのか、それともラガーフェルド氏はロダルテのそのドレスにかなりインスパイアされたということか。同サイトは、キーラの代理人からの回答はまだないとしている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）