ミュージシャンである夫オジー・オズボーン（64）の飲酒と薬物使用をめぐり、妻シャロン（60）が「今の私はとても不幸なの」と明かしたのは先月のこと。別居まで報じられ「結婚生活もこのままダメになるのでは？」と言われていた夫妻だが、関係の修復に成功したもようだ。

4月に「別居生活に突入した」、「おしどり夫婦の関係もこれまでか？」と世界中のメディアに報じられてしまったオジー＆シャロン・オズボーン夫妻。その後シャロンは「彼が処方薬をのんでいるなんて知らなかった。深酒にも気づかなかった」、「私は不幸で動揺している。今の私は精神的に打ちのめされている状態」と語り、ファンを心配させていた。両親のスキャンダルに愛娘ケリー（28）も荒れに荒れていたが、夫妻の関係はどうやら修復したようだ。

実は先日、シャロンとオジーは仲良くビバリーヒルズでランチを楽しむ姿を目撃されている。また18日の夜にはビバリーヒルトンにて開催された「An Evening With Women」なるイベントに揃って出席、レッドカーペットでこのようなキスシーンまで撮らせるほどのアツアツぶりだったのだ。特に嬉しそうな表情が印象的だったのは、イベントに両親と共に出席していた愛娘ケリーであった。ケリーは両親の騒動にひどく動揺し、最近応じたインタビューでは「家族のスキャンダルを聞き出そうとしているんでしょう！」と激高しインタビュアーを憤慨させたばかりである。

オジーの問題で「地獄のような苦しみを経験させられた」と述べ憔悴しきっていたシャロンだが、この様子であれば破局、離婚という選択肢はもうあるまい。息子ジャック（27）の難病、ケリーの体調不良、オジーの依存症、シャロンの闘病や両乳房切除など次々と困難に直面してきた一家だが共に乗り越えてきたぶん、その絆と愛は強そうだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）