保護観察期間中の身でありながら、交通事故を起こしたうえに「運転していたのはアシスタントです」と警察に偽証してしまった女優リンジー・ローハン（26）。その件を重く見た裁判所から90日間のリハビリ施設生活を命じられ、本人も「生まれ変わってみせる！」とやる気満々なのだが、その施設の決定に関してトラブルが発生する可能性が指摘されている。

大量の衣類を用意し、ようやく90日間のリハビリ施設生活をスタートさせようとしている女優リンジー・ローハン。だがその滞在先となる施設について、新たなトラブルが発生しそうなことを芸能サイト『TMZ』が報じている。

リンジーはもともと、NYにある施設「Seafield Center」に入所予定だった。裁判所側も「それで結構」と同意していたというが、「リンジーが今からカリフォルニアに飛ぶかも…」との新情報が飛び込んできたのだ。

米時間2日の朝までに施設に入所する取り決めになっていると知りつつ、リンジーはなぜカリフォルニアに…？　『TMZ』によると、「Seafield Center」が喫煙を許可していないことを知ったリンジーは激しく狼狽したとのことだ。よって喫煙を許可しているカリフォルニア州のリハビリ施設に急遽変更し「そちらに向かう予定ではないか？」とも言われているが、リンジーのケースを扱ってきた検事らは施設の変更を現時点では認めておらず、リンジーからも許可願いは出ていないらしい。

「刑務所ではなくリハビリ施設に入る」という司法取引に応じたリンジーだが、許可なく入所先を変更したとすれば重大な違反行為とみなされる可能性がある。2日にはリンジーの弁護団が法廷に出向き「NYのリハビリ施設に入所しました」との証拠を提出することになっているが、リンジーがカリフォルニアに向かっているのが事実であれば、大変なことになりかねない。

最悪の場合、取り決め無視により「90日間の刑務所生活も？」と『TMZ』が報じる中、リンジーは今どこへ向かおうとしているのか。意外にも予定通りNYの施設へ、それとも取り決めを無視してカリフォルニアの施設へ…？　とりあえず今は「やはりリンジーは予定されていた施設に無事入所した」という展開を期待したい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）