この夏には44歳になるジェニファー・ロペスだが、年齢を重ねるにつれて妖艶な美しさには磨きがかかる一方である。本人もそれを知っているのか大胆な衣装を選ぶことが多いが、そのひとつを身にまとってのセクシーパフォーマンスが英国では不評だったようだ。
このたび、英国の公開オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出演したジェニファー・ロペス。だがそこで披露した衣装とパフォーマンスが英国の人々の目には「行き過ぎ」と映ったらしく、放送後には視聴者から苦情が殺到していたことが明らかになった。
今回ジェニロペが選んだ衣装は、太ももの半分まで覆うロングブーツ、さらにはボディにフィットする超ハイレグのボディスーツであった。それらを着用したジェニロペは激しいダンスを披露しながら大ヒットシングル『Live It Up』を歌い、圧巻のダンスパフォーマンスに多くのオーディエンスは拍手を送った。しかし「家族そろってこの番組を欠かさず見ている」という視聴者たちは、少なからず困惑したのだ。「お尻が半分見える過激な衣装で、腰を振りながらダンスをするなんて!」と苦情が出たことも、当然といえば当然の結果であった。
この件について、英国の放送等に関し規律・監督を行う規制機関「オフコム(Ofcom)」は実際に苦情が何件も寄せられたと発表、さらに「放送規約が順守されなかった可能性があるならば、調査に踏み切ることも考えられる」と『E!News』に明かしている。
英国での批判をものともせず、ジェニロペはその後ダンサーたちに抱き上げられ上機嫌な様子をとらえた写真をインスタグラムにアップ、「素晴らしい夜をありがとう」と番組に対してお礼の言葉も添えている。だが厳しい批判の声はあがり続けており、「これではジェニロペが可哀想すぎる」と同情するファンも多い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)