リアム・ヘムズワースとマイリー・サイラスの6月の挙式が延期となり、婚約中というステータスに変化はないものの今の2人の関係はやはり順調ではなさそう。父ビリー・レイ・サイラスは、そんなマイリーに力を貸してあげたいと必死のようだ。
このほど出版された自伝『Hillbilly Heart(原題)』をひっさげ、マイリー・サイラスの父ビリー・レイ・サイラス(51)が『E!News』にゲスト出演した。一時期のような親子のツーショットが全く見られなくなってしまったが、彼はマイリーとの今の関係を明るくこう語っている。
「僕はマイリーのダディであり友達だな。僕たちの関係は今すごくいい感じだと自信を持って言える。マイリーは自慢の娘だよ。」
ここで思い出されるのは、2011年にマイリーとビリー・レイが反発する関係にあったこと。ビリー・レイはその頃マイリーを取り巻く悪い連中、悪い誘惑に常に目を光らせ、それが遊びたい盛りの娘を遠ざけてしまったのだ。マイリーはあまりにも若く、脇が甘かったと彼は嘆く。
「“諸刃の剣”って言うだろう? 人気とか名声を得ることは大変な危険と背中合わせなんだ。浮き立ってばかりいないで警戒する気持ちが必要。日々、自重しながら進まないとね。」
ビリー・レイは初期に10年ほど「鳴かず飛ばず」を経験しているカントリーシンガーである。酸いも甘いも知って今があるという彼は、娘のマイリーが幼くして苦労もなくハリウッドで成功し、富や名声を得たことを手放しで喜べない様子だ。
そして気になるのは、マイリーとリアムの関係が危うくなっていること。ビリー・レイは最近ABCニュースの『Nightline』に、「2人が結婚するかどうかは僕には分からない。本人たち次第だね」とアッサリと語っていたが、やはり状況は好転していないらしい。
「僕の場合はどんなことでも父親が話を聞いてくれたんだ。だから今度は自分の番だと思っている。僕はマイリーにとってのよき相談相手でありたいね。」
彼は決して若い2人を傍観しているのではなかった。むしろ父親としてとてもハラハラしており、マイリーから悩みを打ち明けられることを期待している様子だ。もっともマイリーには最愛の母と姉がいる。この善良な父がマイリーの考えや悩みを知る順番は、かなり後になるような気がするのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)