女の子たちの間で私はなかなかウケていたのに…本人のそんな思いが番組側に通じないことはままある。クロエ・カーダシアンが、『Xファクター・USA』のホストから降りることが決まった。
豊富な話題とともに常に人気のオーディション番組『Xファクター・USA』。秋にスタートするシーズン3について、番組の進行を務めるホストが決定したことを22日にFOXが発表した。
シーズン2でホストを務めたのはマリオ・ロペスと、リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』で人気のクロエ・カーダシアンの両名。しかしシーズン3においては、マリオの名はあるもののクロエの名は見当たらず。番組はこれからホスト=1名という体制になるそうだ。プロデューサーらはこのようにコメントしている。
「シーズン3にまたマリオを迎えることができて、私たちはとても喜んでいます。番組は生中継ですし、デミ・ロヴァートをはじめ審査員たちを上手くまとめることは容易ではありません。マリオはその期待に応えてくれる、まさにプロです。」
ただしクロエの降板については、こうしたシチュエーションにはありきたりの「彼女と一緒に仕事ができて楽しかったです。これからもますます活躍してくれるよう祈っています」とのコメントにとどめている。2月に『NYポスト』紙が“番組側はマリオの続投を望んでいるがクロエには興味がない”と報じていたが、その通りであった可能性が高い。知名度が魅力だと言われ、シロウトながらこの番組のホストに抜擢されたクロエとしてはガックリであろう。
ちなみにシーズン2で審査員を務めたブリトニー・スピアーズ、そしてシーズン1からずっと務めてきたL.A.リードの2人は、シーズン3には戻らないという意志を発表していた。水面下で徐々に交渉が進められることになると思うが、この2人に代わる審査員を選ぶことは容易ではあるまい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)