このほど数年前のものと思われるセクシーなビキニ姿の写真を公開し、“ああ、この頃が懐かしい”とぼやいてみせたのは、他でもないキム・カーダシアンであった。2週間前にはウエストをギュッと絞るスタイルで人々の目を真ん丸にさせた彼女の心は今、揺れに揺れている。
3日、まるでギリシャ神話に出てくる女神のようなスタイルのキム・カーダシアンが、シャーマンオークスのスイーツショップ「SweetHarts」に立ち寄ったところでキャッチされた。この大変“ミューズ”なスタイルはエンパイアライン・ドレスと呼ばれ、マタニティショップより、むしろウェディングドレスショップの「おめでた婚向け」コーナーで見つかるものである。
意地悪なメディアに体重はすでに200ポンド(約91キロ)かと書かれ、憤然とそれを一蹴するも表情が冴えないままのキム。おめでたの喜びに包まれているものの、ボディラインの変化だけは辛い。キムがそうした葛藤としばらく闘っていることは、このほど「インスタグラム(Instagram)」に絶頂期の自身のビキニ写真を投稿し、“ああ、この頃が懐かしい”とぼやいたことでもよく分かる。
またキムは少し前、2008年にダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』に出場した際の写真を投稿し、“私すごく痩せていたのね!”と感動してみせたこともある。ウエストのくびれにこだわりたいキムだけあり、先月22日には妊娠中期だというのにベルトでギュッとお腹を絞りあげ、人々の目を真ん丸にさせた。しかしあれから2週間、キムもやっと観念したのであろう。このようなフワッとしたドレスに身を委ねると決めたことは赤ちゃんのために何よりである。
体型の変化をも含め妊娠そのものをもっと楽しんでみる姿勢があれば、きっと「優等生な妊婦さん」と呼ばれるであろうキム。しかしそれは世間が許さないか。キムはアメリカのリアリティ番組のスター、体型云々でいちいち動揺してしまうくらいでちょうどよいということを忘れてはならなかった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)