このたび、新作映画『オブリビオン(原題:Oblivion)』のLAプレミアに颯爽と登場した俳優トム・クルーズ(50)。当日は長時間ファンサービスに精を出して上機嫌のトムであったが、この日は過去にスキャンダラスな記事を流した複数の雑誌関係者らを会場から完全にシャットアウトしたとのことだ。その確執の深さが、改めて浮き彫りになったと報じられている。
話題のSF映画『オブリビオン(原題:Oblivion)』のLAプレミアがつい先日開催され、主演俳優トム・クルーズはご覧のとおり上機嫌。素晴らしい笑顔でファンサービスにも長時間応じ、「こんなにファンを愛するスターはいない!」と米誌『People』にも絶賛されたばかりである。
だがこの日、プレミアへの出席を拒否された雑誌社レポーターも複数いたという。参加を完全拒否された雑誌は『US Weekly』、『Life & Style』、『In Touch』、そして『The Hollywood Reporter』とのこと。いずれも有名な芸能誌だが、これらがトムとサイエントロジーに関する記事を垂れ流しにしてきたことにトムは激怒しているそうだ。またこれらのうち「トムが愛娘スリちゃんを見捨てた」と報じた『Life & Style』誌と『In Touch』誌に対するトムの怒りはとてつもなく大きく、トムは「この報道は名誉棄損にあたる」として50ミリオン・ドル級の訴訟を起こしている。だが雑誌社側はこの訴訟を受けて、「報道内容は事実」、「悪意を持って報じたわけではない」などと反論した。
満面の笑みでファンを喜ばせたトムだが、やはり宗教と家族問題を書き立てたメディアに対する怒りは増すばかり。私生活についてはあまり語らなくなったトムだが、その心のうちはかなり複雑とみて間違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)