長年連れ添い、3人の子供たちにも恵まれ楽しい一家として暮らしてきた歌手オジー・オズボーン（64）とシャロン・オズボーン（60）。だが夫妻は今、オジーのアルコール、そして薬物使用の問題により大きく揺れている。

先日、別居中であることが明らかになったばかりのオズボーン夫妻。長年仲良く暮らしてきた夫妻に「何があった？」とメディアやファンも騒然となる中、妻シャロンは自身のFacebookに以下のようなメッセージを書き記した。

「彼（オジー）は過去1年半の間、アルコールと処方薬を摂取してきたと言ったの。」
「そして彼がとても暗い場所にいるともね。それは事実だわ。本当のことよ。」

またシャロンは自身の出演するトーク番組で“オジーが自らの問題をひた隠しにしていた”とし、その状況をこのように明かしている。

「彼が処方薬をのんでいるなんて、まったく知らなかった。たまにお酒を飲んでいることは知っていたの、でもどの程度なのかは気づきもしなかった…。」

離婚の意思は夫妻ともにないというが、シャロンはかなりの心的ストレスを抱え込んでいるようだ。

「離婚はしないわ。私は幸せ？　いいえ、そんなことはない。私は動揺してる？　ええ、動揺しているわ。今の私は精神的に打ちのめされている状態なの。」

またトーク番組で、シャロンは依存症という病が家族に与える影響を以下のように説明している。

「（依存症は）それを抱える本人だけではなく、家族をも傷つける病気なのよ。愛してくれている人たちを傷つけるわ。」
「私たちは、この問題に立ち向かおうとしているの。もっと酷い状態を対処したことだってある。なんとかなるわよ。」

夫婦で力を合わせて依存症に取り組む姿勢を示したシャロンに、多くのファンが「頑張って！」との声をおくっている。オジーの音楽を愛する世界中のファンが、その克服と今後も続く活躍を祈っているのだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）