ダイエットの結果、70ポンド(約32キロ)もの減量に成功したケリー・オズボーン(28)。だがどんなに痩せても「元デブ」というセルフイメージから、なかなか自由になれないと語る。その複雑な胸のうちとは…?
かつてはかなりの肥満体型だったケリー・オズボーン。しかし彼女は意を決してダイエットに励み、その結果70ポンド(約32キロ)ものダイエットに成功した。それなのに、今もなお「かつてのイメージからは脱却しきれていない」というケリーは、『SELF』誌5月号のインタビューで次のようにその心境を明かしている。
「自分のことを、“a former fat person(元デブ)”と呼んでいるの。元デブは、(ダイエットに成功しても)自分のことを昔の自分と同じように考えてしまう。」
「そういう考え方をどうにかしなくちゃと頑張っているところよ。」
また長い間肥満に悩んでいたため、今も自分に自信が持てないとケリーは嘆く。
「今までで一番精神的に安定しているし満足しているの。なのに今も、私は自分のことをすごく卑下してしまう。たとえば鏡で自分の姿を見ると、ベッドに戻ってしまいたい気分になることもあるわ。」
またケリーは体型の変化によって、心にも変化が生じたと語る。
「体が変化するとね、自分勝手になってしまう。“ああ、まだデブじゃん”、“まあ、それって気持ち悪い”、“どうして自分もあんなスタイルになれないのかしら”なんて思いつめてしまうのよ。そんな自分をセーブするため、どんなに頑張ってきたかを振り返るようにしているわ。今の私は、ちゃんとした食生活をしているし自分の体を管理できるようになったんだから。もう体重を測ることもしないわ。」
ちなみに先日TV番組の収録中にけいれん発作を起こし倒れたケリーだが、今後も運動とダイエットをやめるつもりはないと断言している。
「頑張ってこのような状態まできたの。続けていくわ。痩せていることが大事だからってわけじゃない。満足感を得ていたいからよ。」
食生活に気を配り、運動にも励み見事に痩せたケリー。だが体調を悪くして間もないため、「本当に大丈夫なの?」と健康状態を心配するファンは多い。結局けいれん発作の原因は分からずじまいだったケリーだが、どうかムリのないよう健康管理にはしっかり気を配っていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)