女優グウィネス・パルトロウの経済感覚は本当にどうなっているのであろう。輝けるアラフォー世代を目指してほしいと強く呼びかける彼女のブログ「goop」だが、またしても首をかしげたくなるようなネタを提供してくれた。
グウィネス・パルトロウ(40)については、「夫はあのクリス・マーティン。2人の子のママでありながら輝きを失わない憧れのセレブのひとり。お料理も上手そうだし、彼女の生き方をお手本にしてみたい!」と言う女性がたまにいる。だが、本気でそれを実践したら大散財となりかねないことを改めて申し上げたい。
彼女はこのほど自身のブログ「goop」で、有名ファッション通販サイト『Net-a-Porter』の商品を自身が着用し、“この春オススメのワードローブ”を紹介した。だがその通りに購入したらとんでもないことになる。彼女のチョイスは値の張るものばかりで、合計金額は驚くことに45万ドル(約4300万円)を突破。「クレジットカードでバンバン買い物をせよ」と言っているようなものなのだ。
これまでも、その超セレブな経済感覚で人々をビックリさせてきたパルトロウ。昨年1月には自身が展開する「goop」ブランドから、21日間で体内解毒を図ろうという代替食シリーズ“the goop cleanse”を発表。サプリメント、シェーク、固形食のセットで約4万円という米国内の常識をはるかに超えた値段設定には驚くばかりであった。
また9月には、同ブランドからジーンズ(約200ドル)、無地の白Tシャツ(約90ドル)、セーター(約500ドル)などを発表し、全米の主婦は「親近感ゼロ」とこれを批判。そして今は、4月発売の新料理本『It’s All Good』に“グルテンアレルギーを防ぐためわが子には炭水化物を食べさせないことも”と記し、激しいバッシングを浴びている。
今の時代、ハリウッドセレブがブログやSNSで気に入ったスタイルの写真を公開し、ファンとの交流を楽しむことが本当に多くなっている。だがパルトロウは一方的に情報を発信し満足してしまうタイプで、一般人の経済感覚や常識にはあまり関心がない様子。その超セレブな経済感覚はこの先もますます暴走を続けるのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)