リアーナのツアーバスが、カナダ国境警備局により拘束されてしまったことを芸能情報サイト『TMZ』が報じている。車内から見つかったものは、マリファナであったようだ。
今月8日のニューヨーク・バッファロー公演を皮切りに、「Diamonds World Tour」をスタートさせた人気歌手リアーナ(25)。しかし体調不良を理由に10日のボストン公演をキャンセルするなど、「先が思いやられる」との声も聞かれている。
そのような中でカナダと合衆国の国境のひとつである、ミシガン州デトロイトとオンタリオ州ウィンザーを隔てるデトロイト川に渡された「アンバサダー橋」の検問所において、リアーナのツアーバスが警備当局に拘束されたという情報を『TMZ』が伝えている。
ツアーバスは10台という大編成を組んでいるリアーナだが、当局が『TMZ』に伝えた内容によれば、そのうちの1台からマリファナの臭いがあからさまに漏れてきたため、他の車両についても麻薬探知犬を伴っての立ち入り検査が必要になったそうだ。
結論として、所有者だという1人の男が後に出廷を求められることになるというが、押収されたマリファナがごく少量であったことについて、「そんなに少ないのか」という疑惑の声も聞かれている。またマリファナ煙草を好んでいる姿を度々激写されているリアーナだが、本人はどのバスにも同乗しておらず、今回の件とは無関係であるようだ。
昨年10月には、テキサス州シエラ・ブランカの道路で一斉検問を行った警察が、NELLYのツアーバスからヘロイン18.14g、マリファナ4.5kg、実弾入りの45口径カリバーなどを押収。1名が「すべて自分のもの」と主張し、NELLY他は次のコンサート開催地へ向かった。アーティストのツアーバスに関して時折起こるこうした事態には、かねてから「コンサートに直接関わらない者、1名が犠牲となるべく罪をかぶる」と指摘する声も多い。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)