男性は「愛する女性がフェイスマスクでパックしている顔を見たくない」という。女性にとって、クルクルとロットを髪に巻いた彼氏のパーマ姿というのはいかがであろうか。俳優ブラッドレイ・クーパーが面白い姿をさらしてくれた。

15日、マサチューセッツ州ボストンの新作ロケ地で、コーヒーを片手に外の空気を吸いに出てきた俳優ブラッドレイ・クーパー（38）の姿がキャッチされた。『世界にひとつのプレイブック』で高い評価を得た、監督/脚本のデヴィッド・O・ラッセル、若手No.1女優ジェニファー・ローレンスらとまたしてもタッグを組むノンフィクション映画（タイトル未定）がついにクランクインを迎えたのだ。

さて、これまではゆるやかなカールが自然に流れる長めのヘアスタイルを好んできたクーパーだが、この作品ではカーリーヘアであることが求められた様子。大量のピンクのロットで髪をくるくると巻いたクーパーは、カメラマンに気が付くと頭にフードをすっぽりとかぶせてムッとした顔になった。

1月のこと、クーパーは芸能情報番組『E！News』に「その映画のスクリーンテストでは、役のイメージを意識して髪をくるくるとカールして臨んでみた」と告白していた。天然のウェービーヘアであるクーパーはそれまで髪にロットを巻いたことがないらしく、「結構楽しいもんだね！」とその時は笑っていたが、いざ本格的なパーマをかけるとなると心境は複雑か。

なにしろ共演はジェニファーの他にも『バットマン』シリーズのクリスチャン・ベール、『ハート・ロッカー』や『アベンジャーズ』のジェレミー・レナー、『ダウト～あるカトリック学校で～』や『ザ・ファイター』のエイミー・アダムスととにかく豪華。この顔ぶれで、1970年代に起きたFBIによる“アブスキャム”と呼ばれるおとり捜査事件を再現するのだから、これは大ヒットを狙えそう。甘いルックスのプレイボーイ以外をも演じられるかどうか、クーパーには大きな期待がかかっていることであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）