わが子が、ひょんなことから新興宗教の信者の家庭で育った子と恋愛するようになった。リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』でおなじみの母クリス・ジェンナーは、今そのことで大いに頭を悩ませているようだ。
アメリカの大人のほとんどは、宗教や政治における方針が異なる者同士の恋愛は「難しい」と話す。特に新興宗教を「理解しがたい」という声が根強い中、カーダシアンおよびジェンナーという美人姉妹の母として知られるクリス・ジェンナーは今、15歳の末娘カイリー・ジェンナーのサイエントロジー傾倒をひどく心配しているという。
ご存じの方も多いと思うが、カイリーはウィル・スミスの息子で俳優やミュージシャンとして活躍しているジェイデン・スミス(14)とデートするようになった。恋愛は算術であるクリスのこと、世界的にも知名度を上げ、タップリ稼ぐようになっているジェイデンと娘の交際に最初は超イケイケムードであった。だがジェイデンの父ウィルはサイエントロジー信者。教団からの影響を受けていないと言えば嘘になるであろう。
俳優トム・クルーズが広告塔を務め、ジョン・トラボルタやウィル・スミスが信者として知られる「サイエントロジー教団」だが、トムとケイティ・ホームズの離婚の原因がそれと言われている今、世間の目にはやはり厳しいものがある。救いは、ウィルの妻ジェイダ・ピンケット=スミスが「バプテスト教会」信者の家庭で育ったこと、ウィルはトムほど強くサイエントロジー色を出していないことであろうか。
とりあえずまだ始まったばかりの青春のピュア・ラブ。母親はあまり警戒心を高ぶらせず、温かく見守ってあげて欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)