ジャスティン・ビーバーが展開している「Believe」ワールドツアーについて、2日間連続で予定されていたポルトガル・リスボン公演のうち、1日だけ意外な形でキャンセルが発表されたことを先にお伝えしていた。どうやらその真相は…。
「Believe」ワールドツアーにおいては、7日のロンドン公演のステージでひどい息切れを起こして倒れていたことから、体調不良が強く懸念されていた歌手のジャスティン・ビーバー(19)。予想以上に深刻であったのか現地では入院を余儀なくされ、ファンをおおいに心配させた。
そのような中でロンドンに続く11日、12日のポルトガル公演について、“不測の事態が発生したため”という理由でなぜか2日目である12日の分のみキャンセルが発表された。ファンは体調不良が原因と思っているだけに、なぜ11日のコンサートが可能なのか現地では大混乱が予想されると芸能情報サイト『TMZ』は伝えていた。
そして彼らは今、さらなる情報を入手したとしている。12日のキャンセルの真相は、チケットの売れ行きが60%を超したところであり、空席が目立つならばいっそのことキャンセルにした方が賢明という判断によるものであったというのだ。気になるチケットのお値段は、米ドル換算で52~470ドルとのこと。景気後退が深刻で失業率も高いポルトガル国民の懐事情を思えば、この値段設定では難しかったか。
また『TMZ』は、現地の11日にポルトガル・リスボンの空港に降り立ったジャスティンが、心配そうに階下の到着ロビーを見つめている写真を掲載している。残念ながら彼を出迎えたファンの数は実に“ちらほら”。月曜日の日中に空港にかけつけられるファンは確かに少ないであろうが、他の都市に比べればかなり寂しいと言わざるを得ない。黄色い声が飛び交う熱烈歓迎に慣れているだけに、ジャスティンのやる気にもやや影響しそう…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)