人気歌手テイラー・スウィフト(23)が、このたびYouTubeに投稿されたある動画が話題の幼いファンを訪問した。その後、少女の父は心温まる交流の様子をブログで発表、読者とテイラーのファンを深く感動させている。
米国ネブラスカ州オマハにある小児病院を、歌手テイラー・スウィフトが訪問した。彼女が会いに行ったのは10歳の女の子、ローレン・ハッカー(Lauren Hacker)ちゃん。テイラーの大ファンというローレンちゃんは急性骨髄性白血病を患っているが、「ぜひテイラーに会いたい」というローレンちゃんの願いを叶えようと関係者らがYouTubeに動画を投稿していた。その内容を知ったテイラーは、ローレンちゃんの入院先「Children’s Hospital & Medical Center」に向かったのである。
YouTubeに投稿されたのは、テイラーの楽曲『You Belong With Me』の替え歌であった。歌詞を「オマハにあなたを必要とする少女がいるの」、「ローレンはあなたに会いたがっているわ」、「どうかローレンに会いに来て!」といった内容に変えたもので、これにテイラーはとても心を打たれたらしい。ローレンちゃんの両親からの働きかけもあり3月9日に病院に向かったテイラーは、そこでローレンちゃんとのお喋りを満喫するなどして心温まるひとときを楽しんだようだ。ローレンちゃんの父は、その後家族のブログに以下のように書き記している。
「今日の午後1時頃に、テイラー・スウィフトがローレンの病室に来てくれたのです。テイラーは1時間ほどローレンとお喋りをして過ごしてくれました。ローレンは誕生日にもらった電子ピアノのキーボードで一曲披露し、それを聴いたテイラーはとても感動していたようです。テイラーはエンターテイナーとして活動し始めたころの話をしてくれました。それから新しいショーの特別なデザインのことも教えてくれたのです。」
「病室を出る間際にテイラーは手土産が入った袋を出して、ノートや写真、ギターピックにサインしてくれました。みんなが素晴らしい午後を過ごしたのです。これから何年もの間、ローレンはこの日のことを忘れることはないでしょう。」
1月には脳にできたがんとの闘いを続けている10代のファンとランチを楽しんだテイラー。昨年は最もチャリティに貢献したセレブにも選ばれており、その善意を多くのアメリカ人が高く評価しているという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)